しろいうさぎのしあわせ。

夏が終わって秋になったら、おいしいりんごが楽しみな　しろいうさぎのおはなし。
明日に「おたのしみ」があるってことは、しあわせなこと。

ものがたりの はじまり。

風邪をひいちゃった宙ねえさんは、おさんぽは無理だと言った。
ごはんは　がまんができないけれど、おさんぽは　がまんするよ。



表紙に惹かれて読んでみたくなった本。



少年と犬たちの　ものがたり。



こんなに　分厚い本は、はじめて見たよ。
いつ読み終えることができるのかな。
風邪の薬を飲んだ宙ねえさんは、１ページ読んで眠ってしまったよ。
でもね、とってもおもしろい本らしいの。

水音。

宙ねえさんが発売日をたのしみにしていた雑誌。
おべんとうのとくしゅう。
でも、おいしい匂いはしなかった。
おうちにいつでもありそうな材料で、おいしい　おべんとうが作れるレシピがたくさん。
かわいい春のお花のリースとか、春にかぶる帽子のつくりかたも出ていて、お気に入りの１冊になったよ。




一段階気温が上がって、とってもあたたかい。
せっかくの　ゆきだるまも溶けている。



わたしは、おいしい匂いを探知した。
なんとか　上に登りたかった。
でも、雪が柔らかすぎて　むずかしいの。



がんばって、がんばって　あきらめないよ。






本当に　春がやってきたね。



あちらこちらから、水の音が聞こえてくるの。
屋根の上の雪が融けて、どんどん水滴になって「ドッ、ドッ、ドッ」っとなにかに　ぶつかっている音。
道路の雪が融けて「チョロチョロチョロ」っと排水溝に流れていく音。



高い雪山も　やわらかくなった。






足もとが　くずれて　おっとっと。

とうとう春が来たんだね。

朝の空。

土曜日の朝。



鳥さんたちは早起き。






子犬のころは、わたしだって早起きだった。
今は、宙ねえさんに合わせているよ。




じょるに。
こんな雑誌があったことを今まで知らなかった。
ふろくのノートと記事の内容に惹かれて買ってみたら、素敵な情報満載。
春らしい布をみつけたくなったよ。

食べることは暮らすことなんだって。

風が春の気配を運んで来る。



木はそれを感じているようだったよ。



おうちの中でも　お花たちが　春の光を感じていた。






わたしも同じ。
きょうは眠くてしょうがなかったの。



宙ねえさんは、おもしろそうな雑誌をはっけん。
表紙は、お椀に乗ってふねをこぐ　あかずきんちゃん。